ホテル・ルレオ室内 |
数軒断られてやむなく泊まりました。場所はバルセロナ大学の近くですこし路地に入った所です。
宿を決めるにはいつも客室を見せてもらい、料金と設備を確認して決めるのですが、この日はどの安ホテルも満室。
だいたい2つ星ホテルはトイレが付いているのが基本で良心的なところはシャワーも付いています(浴槽は在りません)このホテルはトイレもシャワーも共同です、その上客室の改修工事をやっていて昼間はとにかくうるさいのです。近くからコンクリートをはつるけたたましい音がしょっちゅう聞こえてきます。
僕たち家族は3日滞在しましたがお湯もまともの出ませんし、暖房もききがわるく室内は寒いのです。
驚きは客室のインテリアなんと壁一面に竹の絵のクロスが張ってあります、日本でもめったにお目にかかりません。その壁に安物の照明が付いていて、まるで台所のつり戸棚にある棚下灯、洗面室も無く部屋の片隅にリノリウム製のシートが貼ってありトイレに置いてあるような洗面台が有るだけでした。
ホテルの料金は一人5,000ペセタ(1990年)で娘は無料。この辺りの標準料金が2つ星で1人7,000から9,000ペセタ、娘も子供用ベッドを使用すればプラス3,000ペセタほど取られますから贅沢は言えません。
それでもホテルのおばさんは親切に面倒を見てくれましたし、なんと帰りにはお土産までいただきました。
あれから20年以上たちこのホテルも今はどうなっているか知りません。
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