2012年9月27日木曜日

milka NAPS. ALPENMILCH_SCHOKOLADE

milka NAPS
娘がザルツブルグのゲトライデ通り(Getreidegasse)のスーパーマーケットで買ったチョコレート。一口サイズのミルクチョコレートが10個ほど入っています。
チョコレートの包み紙には紫色の乳牛が、胴体にmilkaと書かれたカウベルを付けた牛はこちらを見ています、少し気味が悪い。
アルペンの牛は突然変異で紫色が多いとか、ウソです、僕もなぜ牛が紫色なのか知りません。
milkaとはミルクとカカオの合成語です、ほんとかな。
milkaは今から100年以上前にオーストリアのフォアアールベルグ州にあるデンツの町でチョコレート造りをはじめて、2012年9月には111年目の誕生日。デンツの町はスイスの国境近くのアルペン地方にあるようです。
包み紙に書かれているスシャールチョコレートとは、スイスのmilka生みの親、元祖板チョコの発明者だと思いますが、違うかな。
SUCHARD_SCHOKOLADE  Gesm.b.H
6700 Bludenz  Vorarlberg

2012年9月25日火曜日

Salzburg Sightseeing Tours.1990

僕は宿のおかみさんから「ザルツブルグの観光ツアーが色々あるから行ってみたら」とパンフレット手渡されました。僕がパンフレットをパラパラ見ていると、おかみさんは「ツアーに行くなら私に言ってね、宿までツアー会社の人が迎えに来るから」。
僕たち家族はまったく行く気がありませんが、すぐ断るのも悪いのでパンフレットを受け取りおかみさんに「分かりました」。
 Abfahrt.  Departure.  Depart.  Partenza.  Salidas. と英語やドイツ語やフランス語やイタリア語やらで「行きましょう出発だー」と言っています。
Stadtrundfahrt
[ Tour 1 ] はザルツブルグの市内観光。
所要時間2時間で料金は180シリングで約3.000円(1990年)。
Salzburg_Informativ
[ Tour  1. 2 ] は時間のない人にザルツブルグの市内観光を1時間でまわる短縮コース。
料金は130シリングで約2.200円と足元を見てのお値段です。
 [ Tour  2 ] は映画サウンド・オブ・ミュージックが撮影された場所を巡るものです。
所要時間2時間で料金は250シリングで約4.300円。
Salzkammergut
[ Tour  3 ] はザルツカンマーグート(Salzkammergut)の半日観光です。
湖水地方の湖と山歩きで、所要時間4時間で料金は250シリングで約4.300円。
Salzkammergut
[ Tour  3. 1 ] はザルツカンマーグート(Salzkammergut)の1日観光です。
湖水地方の湖と山歩きで、所要時間8時間で料金は400シリングで約6.800円。
Berchtesgaden
[ Tour  4 ] はベルヒテスガーデン(Berchtesgaden)の観光です。
ドイツのバイエルン地方に行き山登で、所要時間4時間で料金は250シリングで約4.300円。
「プレイガイド」と書かれた広告。クラッシックやオペラのチケットを販売しているのですが、最後に「ザルツブルグならではのお土産に是非プチボアンを」。
Salzbergwerk
[ Tour  5 ] は岩塩坑(Salzbergwerk)とベルヒテスガーデンの観光です。
ドイツのベルヒテスガーデンの町からほど近い岩塩坑の見学。
なんでも当時の坑夫の服を着て、トロッコで岩塩坑内に入り、岩塩採掘場まで滑り台で降りていく楽しそうなツアーです。これはちょっと行ってみたい。
所要時間4時間で料金は250シリングで約4.300円、岩塩坑の入場料は別料金。
パスポートを忘れないで、と注意書き。
Kehlsteinhaus
[ Tour  6 ] はイーグルネスト(Kehlsteinhaus)「鷲の巣」とベルヒテスガーデンの観光。
ドイツのバイエルン地方の山岳地に行き、ナチの巣窟「鷲の巣」を見学。
所要時間5時間で料金は480シリングで約8.200円、パスポートを忘れないで、と注意書き。
Großglockner
[ Tour  7 ] はグロスグロックナー(Großglockner)連峰とパステルツ氷河の観光。
フランツ・ヨゼフ高地(2.451m)からオーストリア最高峰3.796mのグロスグロックナーの雄大な景色をご堪能ください。
所要時間10時間で料金は480シリングで約8.200円。












2012年9月19日水曜日

ザルツブルグ自然博物館 HAUS DER NATUR.Salzburg

HAUS DER NATUR.SALZBURG
ザルツブルグ自然博物館
娘と奥さんと僕はザルツブルグ自然博物館(HAUS DER NATUR.SALZBURG)にやって来ました。
旧市街の小高い山メンヒス山(Mönchsberg)のふもとに自然博物館は建っています。
メンヒス山にそって走るGstättengasseの通りがMuseumplatzの道と交叉する場所にあるのですが、その日はあいにくの雨、黒々とした山の陰に隠れるようにある博物館は人気も無くひっそり。
ザルツブルグ自然博物館はそれは盛りだくさん。入館料1人35シリング(1990年)600円程で館内に。古生代の部屋には恐竜や貝の化石がところ狭しと並び、昆虫の部屋にはおびたたしい蝶の標本が。おどろきは博物館内の水族館、大きな水槽にはサメやエイ、熱帯系のカクレクマノミなどのカラフルな魚達、珊瑚や沢山のイソギンチャク。爬虫類のコーナーにはワニや黄緑色のヘビ、かわいいトカゲ達。そのほか宇宙の部屋にはロケットや人工衛星の模型、地球や太陽系の写真が沢山。
娘は大喜びで博物館に夢中、僕たち家族は博物館の食堂でお昼を食べるとまた展示室に戻るのでした。


ザルツブルグ自然博物館入場券

2012年9月16日日曜日

ザルツブルグのバス Bus_Stop.Höglstraße.Salzburg

Höglstraße, Salzburg. ヘーグル通りのバス停留所

娘と奥さんと僕は宿から出ると草原の中に伸びる小径をガイスベルグ山(Gaisberg)に向かって歩きます。雨上がりのアスファルトの小径には沢山のミミズがのたうちまわり、娘も奥さんも踏まないように忍び足。
ヘーグル通り(Höglstraße)を東に行けばケンドラー通り(Kendlerstraße)に突き当たります。ここで僕たちはバスに乗り旧市街に行くのです、バスの停留所はHöglstraßeで27系統の路線バスが来ます、バスは1時間に4本ほど来ますから待っても15分。のどかなバス停にはお決まりのベンチとゴミ箱が、ベンチの裏の看板にはこんな表示[Das Betreten des Grundstücks ist Verboten ! ]この土地に入ってはいけませんと、普通のはらっぱなのに。

ミミズの小径
Salzburger Stadtwerkeは当時のザルツブルグ市営交通局、現在はSalzburg AGという会社がバスを運行しているとか。Höglstraßeからバスで10分ほどで旧市街に到着します、運賃は11シリングですから約190円(1990年)。
バスの乗車券

2012年9月14日金曜日

ザルツブルグのスティグルビール Stiegl_Bier.Das Salzburger Bier.

Stiegl_Bier.Salzburg スティグルビール

宿の近くのレストラン
娘と奥さんと僕は晩ご飯を食べるため宿を出ると、高い木立の並ぶ薄暗い夜道に出ました。
僕は宿のおかみさんに「この近所で食堂はある」と聞くと、おかみさんは僕に「近所に2軒あるよ」と簡単な地図をメモに書いて渡してくれました。
1軒はチロル地方の料理を出す店、2軒目は和平飯店という中華料理店。2軒とも宿から歩いて5分ほど、カオリンゲ通り(Karolingerstraße)を北に少し行った所。2軒ともカオリンゲ通りに並ぶように建っています、僕たち家族がザルツブルグで最初に夕食を食べたのがこのチロル地方の料理を出すレストラン、庶民的なお店で地元の人ばかり、犬を連れて来る人もいます。1990年の事ですから今ではこの店はないでしょう。
Stiegl_Bierはザルツブルグ原産のビール、なんでも17世紀中頃からザルツブルグで造られてきたビールとか、奥さんも僕もビールが好きですからたまりません。
スティグルビールはコクがありホップがきいたこれぞビール。大きなグラスのビールもたちまち無くなり、奥さんも僕も「これは体に毒だな」と2杯めを注文。

レストランの伝票

2012年9月11日火曜日

ザルツブルグの猫 Salzburger Katze

ザルツブルグの猫 Salzburger Katze
娘と奥さんと僕が宿の近くに散歩に出ると、庭の植え込みの中から1匹の猫が飛び出て僕たち家族にそっとちかずいて来ます。
その小さな子猫は好奇心旺盛で人懐っこい、僕たち家族がよそものとしって偵察に来たのでしょう。奥さんが猫の頭を掻いてやると子猫はすっかりなついてゴロゴロ喉を鳴らすほど。娘も猫に触りたいけど怖くて手が出せません。
カッツェと聞いて思い出すのはガッチャマンの悪役ベルク・カッツェ(Berg_Katze)、なんでもドイツ語で山猫とか、耳が大きくてとんがった鼻のマスクを被ったオネエみたいな人。
宮沢賢治の「どんぐりと山猫」の山猫は裁判官で威張ってばかり、何も決められない役立たず、身なりばかり気にする嫌な奴。ベルク・カッツェみたい。

2012年9月7日金曜日

ザルツブルグのキャンディー Süßigkeiten_Salzburg

ザルツブルグのキャンディー
娘と奥さんと僕はザルツブルグの旧市街にある繁華街ゲトライデガッセ(Getreidegasse)の小さなスーパーマーケットに入ります。僕たち家族はどの街に行っても最初に行くのが銀行で次がスーパーマーケット。奥さんも僕も食料品や日用雑貨を見てまわるのが楽しくてたまりませんから、スーパーマーケットを見逃す事はないのです。
娘が買ったキャンディー[Lollies]、16.9シリング(1990年)290円ほど、色とりどりのペロペロキャンディーが5本入っています。
キャンディーの台紙に書いてあるのは。
Zutaten:Zucker und Starkesirup;mit Zitronen_saure und Künstlichen Aroma_und Farbstoffen.
Erzeugt in Polen.Importiert und abgepackt von Knabchen Wien.
キャンディーの原材料とポーランド製だと書いてあるようですが、Knabchen Wien とはなんでしょう。

こんな感じのキャンディー

2012年9月5日水曜日

Haus kernstockのイザベラちゃん Isabella Kernstock,Salzburg

娘とイザベラちゃん [Isabella Kernstock]
Haus kernstock.Salzburg
僕たち家族がザルツブルグを訪れたのは1990年4月も終わりの頃です。今でもこの宿は当時と同じ場所にありますが、現在の宿の名前は[Haus Kernstock]だと思います。
ザルツブルグ中央駅から宿に行くには駅前広場のバスターミナルからザルツブルグ空港(W.A.Mozart Airport)方面行きのバス(BUS_2.BUS_32)に乗り、BUS_STOP,Karolingerstraße カオリンゲストラーゼで降り、南に向かう小径を歩いて10分ほどの所です。
当時、ケルンストックさんの宿は夫婦2人できりもりしていました。
毎朝、宿のおばさんが2階の食堂でパンとコーヒー、オレンジジュースというシンプルな朝食をだしてくれます。
食堂の窓からは美しいチロル地方の山々が見えます。こんな素敵な景色を眺めながらのんびり食事ができるのもこの宿の良いところです。
時々ケルンストックさんの孫のイザベラ(Isabella)ちゃんが食堂にやって来て、娘のとなりに座り僕たち家族と朝食をともにします。
彼女は2歳の女の子、娘と遊びたかったのでしょう。その日は朝食を食べ終わり僕たち家族が3階の部屋に戻ると、イザベラちゃんが後から階段を上り僕たちの部屋に入ってきます、さてさて娘とイザベラちゃん仲良くできるかな。

2012年9月4日火曜日

ザルツブルグの宿 H.E.Kernstock, PRIVATZIMMER, BED_BREAKFAST_ROOMS

ザルツブルグの宿[Kernstock Elfriede]の名刺
[kernstock Elfrieede]は娘と奥さんと僕がザルツブルグでお世話になった宿。
僕たち家族は不思議な縁でこの宿に泊まる事になります。
それはウィーン西駅での事です。僕たち家族が西駅でザルツブルグ行き列車を予約して改札口に向かう途中、優しそうな中年のドイツ人紳士が僕に話しかけてきます「君たちはこれからどこに行くんだい」僕は彼にザルツブルグに行く事を話すと、彼は黒いビジネスバッグから1枚の名刺を取り出し僕に手渡しながら「ザルツブルグならこの宿が良いよ、安くて親切、君たち家族も気に入ると思う、ザルツブルグに着いたら電話してごらん」。
Kernstock Elfriede,Salzburg
ザルツブルグの宿は静かな草原に囲まれたチロル地方の民家のよう。
宿はザルツブルグ周辺の山々に囲まれ、僕たち家族の部屋の東側の窓から見えるガイスベルグ山(Gaisberg)は白い霧に包まれ、なんとも美しい。
僕たちが訪れた1990年にはすでに牧草地のような草原に牛や羊の姿はありません。当時ザルツブルグは街中が建設ラッシュで、ザルツブルグ駅周辺はもとより宿のまわりも造成工事があちこちで行われています。
この素敵な草原は今では無いかもしれません、残念な事です。
宿を出るとこの景色、後ろはガイスベルグ山(Gaisberg)