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カフェ・ムゼウムの砂糖の包み紙 |
娘と奥さんと僕はウィーンを散歩しながら、あちこちのカフェに入ります。季節はもうすぐ5月、春だというのに寒い毎日。娘も寒そうですから、暖をとるため僕たち家族はカフェに飛び込みます。ウィーンにはあちらこちらにカフェがあり、繁華街だけでなく小さな路地裏にもきちんとカフェがありますから、ありがたい。
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CAFE MUSEUM,Wien |
カフェ・ムゼウム(CAFE MUSEUM)はウィーン分離派館(Wiener Secession)から歩いて3分ほどのところにあります。ヴィーナー通り(Wiener
Straße)がジラルディ・パーク(GirardiPark)の木立を大きくカーブして東に向かうあたりで、北に枝分かれして伸びる通りがあり、この通りを入るとすぐにCAFE MUSEUMの文字が見えます
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カフェ・ムゼウムは1899年に建築家アドルフ・ロースさん(Adolf Loos)が手がけたカフェです。
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CAFE MUSEUMの店内 |
カフェ・ムゼウムの店内は白一色で装飾はなく、かまぼこ天井に細長い室内、そこに窓が規則正しく並んだ様子は列車のよう。カフェで新聞を読むおじさん、静かに会話する人達、もちろん貧相な子供連れのアジア人はいません。僕たち家族は店の奥に陣取ると、僕と奥さんはコーヒーを注文、娘は買ってきたお菓子を食べて、持ち込みは禁止、1時間程休息を取ります。コーヒー2杯で56シリング(19990年)950円ほど、どこのカフェもコーヒー1杯が500円ほど、さて身体も温まりましたから散歩に出かけましょう。
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