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ウィーンの靴屋 Schuhmoden Fasching KG,Wien |
娘の靴がいたんできて、その上いやな臭いでかわいそう。
奥さんが娘に「新しい靴を買いましょう」と街に出ることに。
僕たち家族は宿の前のプリンツ・オイゲン通り(Prinz Eugen Strasse)にある路面電車の停留所ベルヴェデーレ(Belvedere)から路面電車に乗り込みます。
ウィーン南駅に近いスートティローラー広場
( Südtiroler Platz)で路面電車を下り、そこから歩いて北に向かうファヴォリーテン通り
(Favoritenstraße)で靴屋さんをさがします。
このあたりはウィーン10区のファヴォリーテン(Favoriten)と呼ばれる所、観光客はほとんどいません。
小さな店が建ち並ぶ庶民的な街には地元の買い物客が行きかいます。
Schuhmoden Fasching KGはこの商店街にひっそりある靴屋さん。
店内は薄暗くけっしてきれいとはいえません。
娘の小さな足に合うサイズがなかなか見つからず、僕も奥さんも次々娘に靴を履かせては、取り替える。
それを店員さんが怪訝そうな顔でじろり、しかし何もしてくれません。
もちろん僕はドイツ語がまともに話せませんから、いんちき英語で応戦しきり。
やっと見つけたちょうど良いサイズの靴は水色とピンクの2色のかわいい靴。
靴の値段は239シリング(1990年)4,000円ほど。
庶民的な金額ではありませんが、素敵な靴なので買う事にしました。