2011年6月17日金曜日

ローマの骸骨寺,Santa Maria della Concezione,Roma

Via Vittrio Veneto,Roma
4月というのにローマは雨ばかり、肌寒い日が続きます、娘と奥さんは少し風邪気味で今日は宿で休息。
僕は一人で散歩に出ます。
ローマに来たらぜひ訪れてみたかった骸骨寺(Santa Maria della Concezione)にやってきました。澁澤龍彦さんの「ヨーロッパの乳房」を読んで、この教会に行きたかったのです。
奥さんは「骸骨の教会はきみがわるい」行きたくない。
共和国広場(Piazza della Rupubblica)からバルベリーニ通り(Via Barberini)を西に歩くとバルベリーニ広場(Piazza Barberini)に出ます。
広場を右に折れベネト通り(Via Vittrio Veneto)を100mほど歩くと骸骨寺に到着。
歩道から階段で15段ほど上ると、教会の小さな入り口があらわれます。入り口付近で神父さんが寄付を集めています、僕は500リラ寄付をして教会に入りました。
1990年4月のことです。教会内部は窓が無く、小さな電球だけの薄暗い廊下が続きます、廊下ぞいに小さな部屋がたくさんあるのですが、どの部屋も壁、天井が人間の骨で飾られています、大量の頭蓋骨、指、手、足、肋骨、この教会で亡くなった神父さんの骨だそうです。

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