2013年2月25日月曜日

パリ、ラ・ヴィレット公園 Parc de la Villette,Paris

ラ・ヴィレット公園  Parc de la Villette 
土曜日の昼さがり、娘と奥さんと僕はラ・ヴィレット公園(Parc de la Villette)でぼんやり。
水をあびた芝が春の日ざしを受けて反射します、目をほそめないとまぶしい。
サッカー場みたいな広場ですから日光浴には最適。
あちらこちらで芝に寝ころんだ人達はみんな上着を脱いで、天日干し。
広場のスプリンクラーがきまぐれに水をまき散らし、あたまから水をかぶった人達があわてて逃げていきます。
すると逃げたさきでまた水をあびるのです。
緑の芝の上に赤い小屋がぽつりぽつりと建っていてこれが目立つ、補色ですから。
Parc de la Villette
Parc de la Villette
広場のはじに階段状の小さな滝があります。
水が流れてくると人工的な音が鳴る仕掛け。娘は楽しそうに上ったり下りたり。
ラ・ヴィレット公園は1982年に国際設計競技が行われ、最優秀賞を取った建築家のベルナール・チュミ(Bernard Tschumi) さんの作品です。
Parc de la Villette

2013年2月20日水曜日

Porte de la Villette,Paris

Porte de la Villette,Paris
ポルト・ドゥ・ラ・ヴィレット(Porte de la Villette) はパリ地下鉄7号線の駅。
ラ・ヴィレット公園の入口。駅から地上に出るとシテ科学産業博物館前の広場。
このあたりは川や運河がたくさんあり、公園はぐるりと運河で囲まれている。
ラ・ヴィレット公園はその昔、と畜場だった。ここに運河を船で牛や豚が連れてこられ、解体され、食用の肉になりまた運河を船で運ばれていく。
どこもそうだが死や犯罪の匂いがするものは都市から分離される。
その場所は何事も無かったように公園や劇場で封印される。

パリの地図、ラ・ヴィレットはパリ19区にある

2013年2月19日火曜日

パリ、シテ科学産業博物館 Cité des Sciences et de l'Industrie,paris

Cité des Sciences et de l'Industrie,paris
シテ科学産業博物館の入場券
Cité des Sciences et de l'Industrie

娘と奥さんと僕はカルチエ・ラタンの宿からすこし歩いてMétro 4号線のサン・ミッシェル駅(Saint_Michel)に向かいます。

地下鉄に乗りパリ東駅(Gare de l'Est)まで行き、そこから地下鉄7号線に乗り換えてポルト・ドゥ・ラ・ヴィレット駅(Porte de la Villette)まで。

駅から地上に出ると、シテ科学産業博物館(Cité des Sciences et de l'Industrie)はすぐそこ

博物館の入場料は1人30フラン(1990年)750円ほど。

巨大な展示室が地下1階から地上3階までひろがり、展示室には深海調査船ノティール(Nautile)の実物大模型やロケットがのびのびと置いてあります。

たくさんの子供たちが遊園地みたいな博物館に遊びに来ています。
コンピューターとゲームをしたり、科学実験ができたり、それは楽しい。
娘も奥さんもおおはしゃぎ。
Cité des Sciences et de l'Industrie
シテ科学産業博物館
La Géode
シテ科学産業博物館の正面にあるプラネタリウム

大きな銀色の球体は "La Géode" プラネタリウムです。

僕たち家族はここで星空をみるため入場券売り場に向かいます。

ところが窓口で「こどもの年齢はいくつ」ときかれ、僕は「娘は3歳」とこたえると。
窓口の彼女はなんのためらいもなく "Vous ne pouvez pas entrer" (たぶんまちがい)。
奥さんと僕は彼女にむかって一言「ケチ」。
シテ科学産業博物館のパンフレット


パンフレットにドイツ語で"Deutsch Willkommen"と書いてある。

なぜ、まさか「ドイツのかたいらっしゃい」そんなわけないか。

シテ科学産業博物館(Cité des Sciences et de l'Industrie)は1986年に完成。

アイルランドの天才建築構造家ピーター・ライス(Peter  Rice)さんの作品。

2013年2月14日木曜日

パリの情報紙 l'officiel des spectacles,paris

パリの情報紙
l'officiel des spectacles
l'officiel des spectacles はパリの情報紙。
週刊誌で、1990年2月28日〜3月6日のもの、なんと2253号。
A5サイズ、小さな文字が154ページにぎっしり。映画、コンサート、サーカス、美術館、展示会、レストラン、キャバレーなどの情報がこれでもか並びます。
値段は2フラン(1990年)50円ほど、安い。
本屋はもちろんスーパーマーケットやドラッグストア、駅の売店などどこに行ってもおいてある。
1946年創刊したそうで、とっくに還暦を過ぎ、今も現役だとか。
表紙にはフランス映画"LE  BAL  DU  GOUVERNEUR"のポスター。
監督はマリー_フランス・ピジェ(MARIE_FRANCE  PISIER) ピジェは女優で脚本家で映画監督という才女。彼女は2011年4月に66歳で自宅のプールにて死亡。
l'officiel des spectacles
レストランのページには人魚の広告、NOUS  AVONS  UNE  PECHE  FANTASTIQUE  JUSQU'A  3H DU  MATIN フランス語のわからない僕にはなんだか面妖な雰囲気だけが伝わってきます。

2013年2月8日金曜日

パリ、クリュニー中世美術館 Musée de Cluny,Paris

クリュニー中世美術館
Musée de Cluny.Paris
娘と奥さんと僕は宿のあるソムラール通り(Rue de Sommerard)を歩いて北にむかいます。
S字をひきのばしたようなソムラール通りを歩くこと10分、右側にクリュニー中世美術館(Musée de Cluny)があらわれます。
連れては来たものの、娘は中世美術なんぞ見るきがありません。
美術館の前には芝が生えた小さな庭がぽつんとあります。
娘は庭が気にいり「ここであそぼ」。クリュニーの館を見れた僕は、「ここであそぼ」。
5月のパリは日が暮れるのがおそい、もうすぐ夜8時というのに空は明るい。
子供たちがへいきで遊んでいる、みんなかなりよいっぱり。
クリュニー通りの中華料理店 櫻聲樹
Restaurant  CHOU_CHEN
今夜の夕飯はクリュニー通り(Rue de Cluny)の中華料理店、櫻聲樹(オウセイジュ?)。
レストランちょうちんとは、ちょうちんと櫻聲樹はどんなつながりがあるのでしょう。
僕たち家族はこの店で、玉子のスープ、エビのトマト煮、鶏肉とアーモンドの炒め物、チャーハン、烏龍茶とアイスクリームをいただきます。
料金は合計で158.5フラン(1990年)で3.900円ほど。
赤ちょうちんなみに安いとはいきません。