2011年12月29日木曜日

パドヴァ、ラジョーネ宮殿、Palazzo della Ragione,Padova

Palazzo della Ragione
娘と奥さんと僕はPrato della Valleを出ると、ウンベルト通り(Via Umberto I )を北に歩き、そのままローマ通り(Via Roma)を北に直進してマニン通り(Via Daniele Manin)の交差点を左に曲がり、のんびり歩くこと30分ほどで、ラジョーネ宮殿(Palazzo della Ragione)に到着。
ラジョーネ宮殿をはさんで南側と北側に広場があります。南側にはエルベ広場(Piazza delle Erbe)、僕たち家族が訪れた1990年4月にはエルベ広場は改修工事中、北側にはフルッタ広場(Piazza della Frutta)があります。この二つの広場は毎日市場が開かれるのですが、今日はフルッタ広場の市場だけです。
市場は果物や野菜、木の実、それに洋服や衣類など小さな露店がいくつもありました。
ラジョーネ宮殿は13世紀に建設され、その後15世紀に火災にあい現在のように改築されました。宮殿の1階部分は沢山の店舗がひしめきあっています、特に肉屋やチーズ屋は数が多い、奥さんと僕は色々なチーズを見てまわり、今夜の酒のつまみを探します、これが楽しいのです。
ラジョーネ宮殿の最上部には巨大な広間があります、80×27m高さ40m、小学校の体育館みたい。天井は木造の小屋組が露出して、たくさんの鉄筋で引っ張っています、大きな船を逆さまにしたような天井で、その最高部は暗くてよく見えません。
広間の壁は、たくさんのフレスコ画で埋め尽くされています。僕たち家族がここを訪れた時に、この広間で建築のドローイング展が行われていました。娘も奥さんも建築なんぞ興味がありませんから、ちらりとのぞいて、娘は「おなかすいた」さて今日のお昼は何を食べましょう。

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