2011年8月2日火曜日

ローマ、コロッセオ、Colosseo Roma

Colosseo Roma

Colosseo
 娘と奥さんと僕は、コロッセオに到着。1990年4月初旬の春、それは穏やかな日でした。
コロッセオにイタリア人の新婚さんが親戚や友人を引き連れて来ています。
僕たち家族は、古代ローマの遺跡で、ウエディングドレス姿のカップルを何度か目にしました。たぶん結婚した2人が遺跡に詣でることで、新婚家庭に幸せがやって来ると思われているのでしょう。
私たちが、神社にお参りに行くようなものでしょう。
コロッセオは78年頃から82年頃に建設された闘技場で、約5万人の観客を収容できたそうです。
わずかにのこる大理石、ほとんどの外装大理石がはぎ取られて、サン・ピエトロ大聖堂などに使われたそうです。
ある廃墟好きのひとがこう言います。廃墟は、人間から解放されている建築だ。時間が建築の人工的なデザインを風化、空洞化させることで、人間の傲慢な行為が浄化されている。だから魅力的なのだ。
僕は廃墟や遺跡の魅力は、そこに自分だけの物語を想像して楽しめるからだと思うのです、作者が何を意図してそれを造ったのか、そんなことはどうでもいいのです。
それにしても美しいな。
Colosseo

Colosseo

Piazza del Colosseo

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