2011年3月10日木曜日

フィレンツェ,パラッツォ・ストロッチ Palazzo Strozzi,Firenze

Palazzo Strozzi
パラッツォ・ストロッチは15世紀のフィレンツェ宮殿建築の典型的な建物。
宮殿の最上部には帽子のつばのような巨大なコーニスが2mほど飛び出ている。
ストロッチ家の財力の象徴ですから、これでもかとお金をかけています。
14世紀のフィレンツェではメディチ家とストロッチ家の権力争いが熾烈を極めていました。やりてのメディチ家に対抗して見栄を張りすぎたストロッチ家が財政破綻したのでしょうか、あくまで僕の幼稚な想像です。
写真ではわかりませんがこの建物の外壁かどには鉄製のたいまつ立てとランタンが付いていています。巨大なたいまつがここに灯されていた、見たかった。
今ではその美しい金物は役立たずのかざりもの、いいえ機能しなくても立派な美術品なのです。
フィレンツェには沢山の宮殿があります。どの宮殿の入口わきの外壁にもリング状の金物がぶらさがっています、これは何でしょう。
馬をつなぐものでしょうか、これも宮殿により色々な形がありさまざまで、この金物を見て回るのもまた楽しい。
外壁の金物

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